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    「時間の吹き溜まり」という不思議な空間にいる、時計職人のイトーさんの物語です。イトーさんは、壊れ...

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    さんずの川の橋づくり

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木になる絵本屋さんでは絵本の寄贈先・お取扱先を募集しております。詳細は株式会社三光 木になる絵本屋さん担当まで。

新刊のご紹介

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いしころきょうだい岩手をゆく

どこにでもころがっている、いしっころ。

 いつからあるのかどこからきたのか。

ころころころころころがって、いつのまにやらやってきた。

ころころころころころがって、いつのまにやらどこへやら。

どこからきたのかいつからいるのか。

きづけばここは、岩手県(いわてけん)。

よくにたいしころみつけたよ。

「おにのてがた」のおおきないわがおかあさん?

いしころぼうやといしころアニキのきょうだいだ。

いしころきょうだい、きょうはころころころころどこへいく?

 

 この物語は、生まれ育った町を離れ、現在は「わくわくする方へ」を人生のキーワードとして、千葉県を中心に書道家として活動されている方の人生をヒントに創り上げました。全国津々浦々の地域がわくわくする場所となるように、「石ころシリーズ」作品は全国の絵描きに全国の地域を描いて頂くことを目指しています。第一弾は、岩手県からお届けします。

 絵描きの神山なかよし様は、うどん店を切り盛りしつつ、SNS で四コマ漫画を掲載されており、私がその四コマ漫画のファンになったことがきっかけで知り合いました。「一緒に絵本を作りませんか」との呼びかけに快くお応え頂き、一緒に作品を作り上げることができて、とても嬉しく思っています。岩手県の言葉は、作者である私自身にはなじみがなく、神山様のおじい様にご教示頂きました。

にんげんみたいな猫

「ある日、おいらはひとりぼっちでちいさなはこにはいっていた。

どうしておいらはひとりぼっちでここにいるんだろう……

 

そうか、おいらは、にんげんのごしゅじんさまにすてられたんだ。

どうしておいらはすてられたんだろう。」

 

ある日、ご主人様に捨てられてしまった猫が、人間になることを目指します。

どうして人間を目指すのかって?

それは、自分を捨てた人間に仕返しをするためさ!

仕返しをするため、人間を目指した猫の運命は…?

フウチョウ座のフー

「夜空には、数えきれない星や星座がかがやいている。
明るい星、暗い星、赤い星、白い星、青い星。
大きな星座や、小さな星座。
おりひめ星は、七夕をいろどる、みんな知ってるおひめさま。
ダイヤモンドのようにかがやくシリウスをたずさえたおおいぬ座は、夜空の王子さま。
 明るくて大きな星や星座たちにかくれるように、小さな三角形をかかえた、フウチョウ座という暗い星座がある。」
 遠い遠い夜空の世界には、星や星座たちの世界がある。
 きらびやかな星たちの世界の中で、目立たない存在のフウチョウ座のフーは考えていた。 
「自分のことを見ているだれかなんているのかなぁ」
夜空の世界には、天の川の最果てまで下ると地上につながっているといわれている。フーは、地上へ旅立つことを心に決めた。
「風にのって、ステキな自分に出逢いにいこう!」
 小さなフーが、冒険を通じて本当の自分に巡り合う物語。
さんずの川のはしづくり

さんずの川のはしづくり

「しくしくしく…だれかのなきごえがきこえる。男は、ふと気がつくと、なきがおにかこまれていた。みな、男のかおをのぞきこんで、ないている。どうして、みなないているのか…?ほかでもない、これは男のそうしきなのだ。」  

これは、自分の葬式から始まる物語。 死んでしまった橋づくり職人の男は、自分の仕事に誇りを持っていました。死ぬ前に、やり残したことがたくさんありました。悔しい想いを抱えたまま死を迎えた男は、死後、あの世で三途の川に橋を架けてみないかと持ち掛けられます。自分の誇りにかけて、あの世で橋づくりを始めた男は、何を想い、どうなっていくのでしょうか…

ロボットのシロー

「これは、とおいようでちかい、みらいのふしぎなものがたり。 ここは、ロボットおうこく。ロボットとにんげんが、なかよくくらすせかいです。 ロボットおうこくでは、めいれいひとつでロボットやきかいたちがなんでもしてくれます。」  

物語の冒頭の一節にあるとおり、遠いようで近い未来の不思議な物語です。 ロボット王国の王子として生まれたシンは、父や祖父をはじめとした、歴代の王たちの功績に憧れ、自分も立派な王になると誓います。そんなシンに遣えるロボットのシロ―には、実は大きな秘密があるのでした。シンが自らの志を忘れてしまった時に、ロボットのシロ―に異変が起こって…ロボットのシロ―に隠された秘密とは、一体何なのでしょうか。
トケイ職人のイトーさん

トケイ職人のイトーさん

「チク、タク、チク、タク… 時間は絶え間なく、流れ続ける。 過ぎ去ってしまった1秒は、もう過去のことになる。 だれにだって、消してしまいたい過去のひとつやふたつあったりするよね。 だれかに捨てられた過去は、壊れた時計の部品みたいになって、時間の吹き溜まりに溜まっている。」 
 
 「時間の吹き溜まり」という不思議な空間にいる、時計職人のイトーさんの物語です。イトーさんは、壊れた時計の部品を集めて、生き物を創っています。時計の部品たちは、どこから来たのでしょうか。そして、イトーさんに命を吹き込まれた生き物たちは、どこへ向かうのでしょうか。

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KBC放送「アサデス。TV(ニュース)」

2023年6月6日放送
モチーフは実在の人?「佐賀の絵本」

木になる絵本屋さん

の想い

どこかの誰かを描く...

大きな木を育てるように...

お知らせ
著者のご紹介

園木 まさ

東京都八王子市出身。色々な人の人生を見聞きしてきた中で、 ふとしたきっかけから、どこかの誰かの人生をモチーフにした絵本の創作活動を始める。 絵を描く技術はないに等しい。
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