2021年10月22日に佐賀新聞に「木になる絵本屋さん」が掲載されました。
掲載内容は以下です。
学校に自作の絵本の贈り物
園木さん「好きなこと」始め
鳥栖市在住で絵本執筆に取り組む園木まささん(38)がこのほど、子どもが通う鳥栖北小に自作の絵本を贈った。
園木さんは本業の傍ら、昨年から絵本を書き始めたという。1作目は伊万里市の設計事務所に着想を得た「ロボットのシロー」、2作目は鳥栖市の葬祭場がモチーフの「さんずの川のはしづくり」、3作品目は時計の廃材部品で昆虫や動物のオブジェを制作する鳥栖市の伊藤尚史さん(41)をモデルにした「トケイ職人のイトーさん」。9月に同時出版した。
挿絵を描いた同市の原加奈子さん(42)や伊藤さんと共に同校を訪れ、天野雄二校長に絵本を手渡した。園木さんは「ロボットのシロー」を挙げ、「小学低学年の子どもも方言が面白いのか、笑って読んでいた」と紹介した。
鳥栖高(同市)で9月に行われた職業講話では、園木さんは「『いい大学に行き、いい会社に入って・・・』という時代ではなくなり、好きなことを持ち、一つの仕事に固執しないのも大事だと思う」と語り、「自分も絵本を書き始めた」と紹介した。それを縁に、同校にも絵本を贈った。
作品は「木になる絵本屋さん」でネット販売しており、要望があれば学校や保育園・幼稚園などにも贈りたいという。
(出典:2021年10月22日 佐賀新聞)環境