2021年10月16日に西日本新聞に「木になる絵本屋さん」が掲載されました。
掲載内容は以下です。
鳥栖高に自作の絵本寄贈
作家の園木まささん、3冊
「自由に生きて」願い込め
鳥栖市の絵本作家園木まささん(38)が9月30日、鳥栖高(松雪誉校長)に、自身が物語を手掛けた絵本3冊を寄付した。同高で講演をしたことをきっかけにプレゼントをした。
3冊は市内外に実在する設計事務所や時計店、葬祭場の知人たちをモチーフにした創作ストーリー。B5判、20ページ前後で同28日に発行された。絵本は業界種交流で知り合ったという同市のニシカツミ(本名・原加奈子)さん(42)らが手掛けた。
このうち「トケー職人のイトーさん」は鳥栖高OBで、腕時計の廃材で生き物の模型を作る鳥栖市の「眼鏡・時計いとお」の伊藤尚史代表がモデル。夢を諦めた園木さん自身の人生を重ね「夢を追い掛けた時間は無駄じゃない。形を変えてもいい。自由に生きて」とのメッセージが込められている。
「OBもモデルになった親しみやすい本。図書館に置いて生徒に読んでもらいたい」と松雪校長。園木さんは「子どもから大人まで楽しめる内容。物語から何かを感じ取ってもらえればうれしい」と話していた。本は園木さんのホームページ「木になる絵本屋さん」から購入できる。
(出典:2021年10月16日 西日本新聞 19ページ)