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さんずの川のはしづくり

¥1,210 税込
商品コード: sanzunokawa-book
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絵本の内容
「しくしくしく…だれかのなきごえがきこえる。男は、ふと気がつくと、なきがおにかこまれていた。
みな、男のかおをのぞきこんで、ないている。
どうして、みなないているのか…?ほかでもない、これは男のそうしきなのだ。」

これは、自分の葬式から始まる物語。
死んでしまった橋づくり職人の男は、自分の仕事に誇りを持っていました。死ぬ前に、やり残したことがたくさんありました。
悔しい想いを抱えたまま死を迎えた男は、死後、あの世で三途の川に橋を架けてみないかと持ち掛けられます。
自分の誇りにかけて、あの世で橋づくりを始めた男は、何を想い、どうなっていくのでしょうか…


物語のモチーフ
佐賀県鳥栖市で葬儀屋を営む方をモチーフにした物語です。ある「川」の名前を屋号とするその方は、仕事を通じて、
「死」に向き合っています。誰かの「死」をどのように受け止めるのか、という重いテーマに挑んでみました。
作品全体を通じて、暗い、重たいイメージの絵が続きますが、どこかで、その様子が変化していきます。
その「変化」の部分を絵描きの方には意識的に工夫して描いて頂きました。
読者の方には、ストーリー展開と一緒に、絵の「変化」を感じて頂ければうれしく思います。

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